サイモントン療法

2009年2月16日 (月)

サイモントン療法公開講座

またもやご無沙汰しました
書きたいことが、たまってしまってます
えらいこっちゃ


今日はサイモントン療法の話を書きます。


2月7日(土)13:30~16:30
北陸がんプロフェッショナル」主催の公開講座が
地元の新聞社のホールで行われ、それに参加してきました。


新聞にその講座のお知らせが出ていて、「どなたでも参加できます」とあり、
しかも「サイモントン療法」の文字があったので、行ってみました。


サイモントン療法のことは、ねこたさんのブログで初めて知り、
それ以来、興味を持っていたのです。


サイモントン療法のことはそれまで全く知らなかったので、
ねこたさんのブログで教えてもらわなければ、
こうして講座に参加することもなかったわけで・・・・
改めて、ブログでの交流に感謝!です。


~サイモントン療法とは~
1971年、アメリカの放射線腫瘍医カール・サイモントン博士により開発。
がん患者の「心理的な部分」へ「効果的に介入する方法」。
      ↓
同じ薬を使っているのに、効果のある人・ない人がいる
      ↓
心の持ち方に違いがあるのでは?というところから考えられたもの。




その日は、「がんのこころのケア、ストレスマネジメント
~サイモントン療法から~」
という題目で、
彦根市立病院 緩和ケア科医師 田村祐樹先生の講演でした。
(この先生は、「サイモントン療法認定スーパバイザー」でもあります。)


「なるほど」と思うことがたくさんありましたが、その中でも印象に残った話を
いくつか書き出してみます。


笑うことが体に良い、という話を聞いて、お笑いのDVDを
 患者さんに差し入れする→笑うことのできない患者さんにとっては、
 「笑えない自分」に気づき、さらに落ち込む。
 自分が「良い」と思っていることを相手も「良い」と思っているとは限らない。
 「その人にとっての心地良さ」が何か?を考える。


サイモントンの基本理念・・・・私たちには本来バランスをとり
 自らの健康を作る能力が備わっている。
       ↓
 自分らしい自分、自分を取り戻す。
 
 人はみな、自分で自分を癒す力を持っている。
 何かのきっかけでそれを生かせなくなっている。
 その力を出すためには何をしたらいいのか?
 何が自分らしく、自分にとって良いのか、を考える。


「死なないように生きる」ではなく「死ぬまでどう生きるか」
 「どう喜び多く生きるか」が大切。


~がん治療において大切なイメージ~
 ・病気は治りうる、というイメージ
 ・治療が役立っている、というイメージ
 ・私たちには治癒力が存在し、それがきちんと働いている、というイメージ
   ↑
 がん患者だけでなく、まわりの人(家族や医療関係者)も
 そういう思い・イメージを持つことが大切。


(グループA)
 ・ストレスが多い
 ・病気は治らない
 ・希望がないという思い
 ・治療に悪いイメージ
 
 (グループB)        ←Aの状態になるのか、Bの状態になるのか、
 ・ストレスが少ない       決めているのは誰か?
 ・病気は治りうる              ↓
 ・希望があるという思い     自分自身で決めてしまっている。
 ・治療に良いイメージ           ↓
                    つまり、自分自身で変えられる、ということ。
                    自分にとって「良いもの」を意識することが大切。


人はとかく、自分にとって良くないものや、問題点から
 取り組もうとしがち。
 そうではなく、自分にとって良いものを増やす。
 そうすることで自分の土台が安定する。
 良いものを増やしたら、たとえ問題があっても「まぁいいか」と
 思えるようになることもある。


「良いとらえ方」ができるようにしていく。
  
 たとえば・・・・
 車を買おうとして、フィットかヴィッツがいいな~と思い始めた途端、
 街中でフィットやヴィッツが目につくようになる。
 それは、フィットやヴィッツが急に増えたわけではなく、
 自分の意識が変わっただけ。
     ↓
 意識して相手の良いところを知ろうとする。
 意識して自分の考え方・ものの見方を変える。


個人によってとらえ方に違いがある。
 良いとらえ方・悪いとらえ方をするかで、感情のあり方が変わる。

 人に対して腹が立つとき
   ↓
 その人に対して、自分がどうとらえているかで腹が立つ。
              ↑
           そのことに気づく。

 幸せも不幸せも、自分の頭が決めている。


考え方のくせ
 とらえ方のくせ
 話し方のくせ     ←良いくせは伸ばす・強化する。
 受け方のくせ      悪いくせは変える・改善する。
 動き方のくせ



長々と書いてしまいましたが、今回の講演は、
がん患者とケアする人(家族や医療関係者)、両方を対象にしていたので、
ケアする人に向けての話も多くありました。


でも、がん患者ということに限定せず、今回のお話は、人と関わって
生活するうえでも役立つ部分がたくさんあったなーと感じました。
参加して良かったと思います。


21・22日には、サイモントン療法のワークショップが行われるらしく、
それにも参加したかったのですが、そちらは「医療関係者のみ」ということで、
断られてしまいました


「死生観」なんていう項目もあり・・・ぜひとも参加してみたかったのですが、
仕方ないですね。


また、こういう機会があったら参加しようと思います。

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